2週間くらい前に本屋に行ったら技術書コーナーにこんな本がありました。
タイトルからもなんとなくわかりますが中身をパラパラとみるとソフトウェア開発者向けの啓発本といった感じでした。
私はインフラエンジニアなのでベストマッチではないですが、
広義で同じ業界に身を置く者として面白そうだったので購入。
2週間ほどかけて読み切ったので気になったところの感想を書いておきます。
超ざっくりで下記の構成に分かれており、各部は短い章立てで区切りもよくテンポよく読んでいくことができました。 単行本版なので重かったですがw
スキル伸ばす編
概要
開発者としての自分を高めるように日々活動する。
(技術面の)自己アピールを行う
- ブログを書く
- podcastで発信する
- 動画を作る
専門性を身に着ける
- ニッチなスキルは専門性があるので単価も上がりやすい
マーケティングは大事
自分のこなせるタスクを計る
- ポモドーロテクニックの単位でタスクを何個集中してこなせるか
ルーチンを作る
- 週に絶対やること
悪しき風潮を断つ
- 時間の無駄に消費しているものを無くす
感想
この本にもありますがエンジニアはアウトプットして知識をシェアしていくのは大事だと思っています。
私の職場はSIで内容等はオープンにできないので自宅周りの環境などをメインで書き残してます。
また、仕事ではNW機器をメインで触っておりこの辺のナレッジを詳しく書けないのは残念ですが、
専門性を伸ばしつつ他分野も続けていこうと思います。
資産作る編
概要
ソフトウェアエンジニアは他の仕事に比べて稼ぎやすいので稼いだお金を活用しよう。
お金に働かせる
- 受動収入を増やす仕組みを考える
支出をへらす
- 中古でOK
- 安く暮す
- なるべく投資へ回す
不動産投資
- 経済の変化(インフレ、デフレ)に強い
ローンは使わない
- 一発で買えるものを
- お金ないなら溜めて一発で買う
感想
収入も大事だけど、支出をできるだけ減らすのも大切だというのがようやくわかりました。
筆者は不動産投資をすごく押していますが、ハードル高いですね。
アメリカの中の本なのであれですが、日本のエンジニアはあまり貰えていないのでどこまで投資に回せるかですね。
私は暮らせないほどではないですが正直安いです…
でも投資はやりたいですね。
身体、メンタル編
概要
エンジニアは基本的に不健康だから体を鍛える。
また、負けない心も鍛える。
体を鍛える
- 健康第一
- カロリー計算を考える
自信を持てるようにイメージする
失敗を恐れない
- 失敗≠敗北ではない
感想
エンジニア向けの本に筋トレの話があるのは驚きましたが、筋トレ本と変わらないくらいしっかり描いてありました。
筋トレというよりは健康的に痩せようという趣旨が強いと思いましたが、
ちゃんとカロリー計算をして食べるものも考えなければダメだと書いてあるのが新鮮でした。
メンタル面はいろんな本に書いてある感じなので割愛します。
まとめ
啓発本のような感じですが、筆者の体験も具体的に書いてあり内容がイメージしやすいです。
1章2~3ページほどの短い章ごとに分かれているのでくじけそうなときは読み返したくなる本ですね。
筆者のブログを読んでいるようで、啓発だけでなく読み物としても面白いです。
とりあえず私は投資に回せるように収入を上げられるよう頑張りたいですね。
各章の終わりにやってみようコーナーがあるのですが飛ばしてしまったので改めてリストアップしようと思います。