一昨年作って放置してしまったWordPressですが、
放置しすぎてドメインも失効してしまってました。
年も明けたしまたやるかなあと思ったらドメインを変更する羽目になりました。
ドメインが登録されていた
昨年9月にドメインの期限が来ていてブログの更新も止まっていたので放っておいたのですが、
いざ再取得しようとしたらすでに別の人が登録してしまったようです。
幸い自分の遊び用のブログでユーザも皆無なので痛手はないのですが、
アクセスできないのでブログをメンテするにはドメインを変えないといけません。
ドメイン再取得
名前は同じでトップレベルドメインだけ変えました。
お名前ドットコムを使っています。
.com → .net
WordPress内のURLを変更
WordPress触ったことあるなら経験すると思いますが、
WordPressはDB内にURLを格納していてドメインを変えるとアクセスできなくなります。
厳密にはトップページのレイアウトが表示されなかったり、ログインとか記事を見ようとすると
DB内のURLを参照してしまいリダイレクトが失敗します。
(FQDNだけではなくホスト部をIPにしていてサーバのIPを変更した場合でも同じ)
本番稼働中のDBいじるぜ!
章のタイトルだけ見たらダメな無計画エンジニアみたいになっていますが、
URL部分を置換するだけです。
DBいじる前に一応snapshotとっておきます。
変更方法は
- wp-config.phpにrelocateフラグをたてて変更
- phpMyAdminから変更
- SQLで直接変更
- その他ツール
等があります。
- relocateフラグ -> 動かなくて失敗
- phpMyAdmin -> インストールしていないのでNG
- SQLを直接変更するのは非推奨(いろんな型で連携されて格納されてるらしい)
というわけで私は4の
「Search and Replace for WordPress Databases Script」ツールを使いました。
変換ツール
サイトからダウンロードします。
DB弄れるツールなのでダウンロードするには自身の承諾がいります。
登録するとダウンロード用のメールが飛んできます。
解凍してWordPressと同じディレクトリに置くだけ。
Ver3.1.0でした。
ディレクトリにアクセスすると画面が開きます。
あとはブラウザから置換出来ます。
こんな感じ。
DBアクセスの値は勝手に取ってくるみたいです。(管理厳重にしないと危ないね)
実行前にテストできます。
- dry run
- 実行せずに結果のみ表示
- live run
- 実行
live run後5秒ほどで置換が完了しました。
アクセスしてみます。
アクセスOKですね!
TLS証明書も新しいの発行しなきゃ。
作業後はディレクトリごと削除を忘れずに。
$ rm -rf Search-Replace-DB-master
ドメインは大切に
失効した誰にも使われなさそうなドメインを再度使おうとしても上手くいかないもんですね。
私の場合は間が空いてしまったこともありますが。
作業についてだいぶ端折って振り返りましたが、
と意外と面倒な手順を踏んでしまいました。
完全に捨てるつもりのドメインでなければチェックはちゃんとした方がいいですね。
もちろん取得後に気に入らないからと変更するのも大変なわけです。
イカす名前を思いつくよう普段からいけてる生活を送りたいものですね。(勉強もね)