前回pfSenseのリソースを取得するべくprometheusのsnmp exporterを使ってみたのですが、CPU・メモリ系の取得ができないのでこちらでの取得は諦めることにしました。
snmp.ymlにCPU、メモリのOIDを直書きしたのですがmetricsに表示されなかったのでいったん諦めです。
他の方法を探してたらprometheus用にnode exporterの機能があったのでこっちでいいじゃんと思ってこちらを試してみます。
パッケージインストール
管理画面からnode expoterをインストールします。
(画面はインストール済み)
有効可
インストールしたものの画面からは有効可できなかったのでshellから行います。
[2.6.0-RELEASE][admin@pfSense1.home.arpa]/root: service node_exporter onestart [2.6.0-RELEASE][admin@pfSense1.home.arpa]/root: ps aux | grep node nobody 51211 0.0 1.3 726500 12352 - I 15:49 0:00.01 /usr/local/bin/node_exporter --web.listen-address=:9 root 73721 0.0 0.0 536 348 0 R+ 15:50 0:00.00 grep node
プロセス動いてます。
metricsもOK。見えてます。
prometheusから監視
node exporterの連携もできました。
snmpの時と同様に取得するパラメータを入力してみます。
CPUとメモリを取ってみました。(rateで5分間隔)
- process_cpu_seconds_total
- node_memory_active_bytes
OK!
もう少し詳しいパラメータを書いてみます。
- process_cpu_seconds_total{mode!="idle"}
- idle状態以外のCPU使用率を取得
- node_memory_active_bytes + node_memory_inactive_bytes
色分けされた。いいですね。
まとめ
なんとかCPU、メモリ系取得の目途がつきました。
prometheusで便利に取得できるのはいいのですが、可視性がそんなによろしくないという記事がたくさん出ていますので私も流行りに習って可視ツールを入れていたいと思います。
prometheusはダッシュボードも保存とかできなさそう。ほかのツール連携ありきなのか、クエリ込みURL管理とかやるのでしょうか。
とにかく次はGrafanaに挑戦です。