以前ノートPCにFirefly iiiという家計簿アプリを入れたんですが、ノートPCのVM環境は起動しっぱなしと言うわけにもいかず運用が難しいです。
早くサーバを買えば解決なのですが、ひとまずは常時使っているデスクトップ環境に移行したいと思います。
Windows機はゲーム用なのでubuntuのlxd上に立てます。
Firefly iii構築は割愛
VMからコンテナ環境への移行になりますが、移植というか作り直しですね。
大したデータも入っていないので新規で作り直すことにします。
LXDは専用のインスタンスを作りますが、サーバ構築は一度作ってますので割愛します。
ドキュメント通りにやればすんなり構築出来ます。
バージョンが5.4.2まで上がってました。
https://docs.Firefly-iii.org/installation/self_hosted
Turnkey LinuxにFirefly IIIをインストールする - paloma blog
lxd proxyを有効化
常時起動するからにはどの端末からも突っつけるようにしたいですよね。 iptablesでやってもいいんですが、lxd proxyなる機能を発見して導入が簡単そうなのでこちらを使うことにしました。
コマンドはこれだけ。
masashi@PC-ubuntu:~$ lxc config device add Firefly http proxy \ > listen=tcp:0.0.0.0:80 connect=tcp:10.94.47.60:80
確認。
masashi@PC-ubuntu:~$ lxc config device show Firefly http: bind: host connect: tcp:10.94.47.60:80 listen: tcp:0.0.0.0:80 type: proxy
ノートPCからアクセスしてみます。
OK!
(自分しかわからないローカル環境ですみません)
LXDのWeb manager
メンテナンスの際、都度コンテナに入ってもいいのですが、GUIで触れると便利です。
LXD Mosaicというパッケージが良さそうなのでインストールしてみます。
専用のインスタンスを作るだけなので導入が簡単です。
portainer.io見たいですね。
- インストール
この3コマンドで終わりです。
curl https://raw.githubusercontent.com/turtle0x1/LxdMosaic/master/examples/install_with_clone.sh >> installLxdMosaic.sh chmod +x installLxdMosaic.sh ./installLxdMosaic.sh
これもlxdのproxyを使って外から突つける様にします。
- ログイン画面
- ダッシュボード
結構カッコいいですね。
まずはコンテナの上げ下げ、スナップショットはこれでやりましょう。
むすび
Firefly iiiの再構成とLXD Webマネージャーのインストールでした。
構築部分を割愛してしまったので内容が無いものになってしまった気がしますが、それくらいどちらのパッケージも構築が簡単です。
Firefly iiiのデータバックアップはまた考えないといけませんが、とりあえずLXD Mosaicと共に触って使い勝手を確認します。
参考サイト
LXDのproxyを使ってポートフォワーディング · hnakamur's blog
第636回 LXD MosaicでLXDをウェブブラウザーから操作する:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社